TSAというのを知っていますか?
聞いたことないという方もいれば、そんなの知ってるよという方もいるかと思います。
そんなTSAですが、実はこれ、要注意なんです。
私が実際に対象になったので
その時のお話をしてみたいと思います。
TSAとは、Transportation Security Administration の頭文字を取ったものです。
アメリカ合衆国の憲法で決められた、米国出入国時に飛行機に乗る際、
ランダムに選ばれた人の預け入れ荷物の中身を確認するというものです。
爆弾テロなどの警戒強化に伴って導入された新しい手荷物検査の方法とだけしか知らされておらず、どうやって選出されるのかは、アメリカの憲法で守られていますので、詳しくは分かっていないそうです。TSAは各飛行機ごとに行われるので、乗客200から300人に1人か2人の割合です。
自分のバッグはTSAに引っかかりたくない!
そう思っていたとしても、そうはいかないものです。
各航空会社でも米国出入国時の際は、カバンにロックをかけない用に注意喚起されています。
きちんと手荷物検査を済ませたんだし、預入もチェックしてから機内に運ばれているんだから大丈夫でしょ、と思うかもですが、さすがそこはアメリカ、そういうわけにはいかないんです。
対策はあります!
というか、最近のキャリーバックは、ほぼほぼTSA対応となっております。
どう見るかというと、きちんと鍵の部分にTSAのマークがついていいます。
また、ついていない場合でも、南京錠をかけられる金具が付いているバッグがあり
そこの南京錠にTSA専用の鍵をかけておけば大丈夫です。
丁寧な検査官の人だと
ロックを専用の鍵で開けてくれるのですが、そうでない場合もしばしば。
というか、頻繁にあるかも…です。
帰国時にガチガチに荷物を入れてしまった人は
閉まらないのでテープでぐるぐるにされていたりもします。
TSAロック付きでも、きちんとそれで開けてくれない検査官の人もいるようですのでもう運としか言えません。
また、TSAロックでない場合、無理やり鍵を壊して強行突破されます。
実は私、知ってはいたんですけれども、自分がまさか引っかかるとは思ってもいなくて、荷物もギチギチに詰め込んだので、普通に鍵をかけてしまったんです。
空港について、荷物を受け取ってびっくり。
テープでぐるぐる巻きにされた私のカバンが。
そして、鍵は見事にぶち壊され、金具は取られてしまい、
カバンは噛み合わせが悪くなってしまいました。
こういった予期せぬ事態も必ず旅行ではつきものです。
なので、カバンを買うときはTSAロック付きのものを買うことがいいかと思います。
もしないようでしたら、南京錠をつけてください。
カバンの方が大切という方は、米国出入国をしないのが1番です。
そうはいかないけれども、カバンを守りたいという方は
ロックをかけないようにして対策してくださいね。
・200人に1人くらいの割合
・カバンはTSA対応のものを買うのが無難
・米国出入国時は鍵をかけない方がカバンは壊されない